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ダンボールはイギリスで、1856年、エドワード・チャールズ・ヒーレイと
エドワード・エリス・アレンの2名により造られました。初期の段ボールは、シルクハット帽を被る時の汗とりとして作られたそうです。波状に折ったボール紙(フルート)を帽子の中に入れて汗とりに使ったのです。
これがダンボールのはじまりでした。
この頃から、ダンボールの実用性が産業界、特に物流の分野で注目され始めました。
当初は内装用(緩衝材)として使われていた段ボールですが1894年になると外装用、木箱等にとってかわる輸送容器としても使われ始めました。
最初は蓋、胴、底と分かれたスリーピース型で、後に現在のような折り畳み式に進化を遂げていきました。
米国では1954年に初めて3層ダンボールが鉄道規格及びトラック規格において認定されました。 政府の輸送規格に3層ダンボールを導入すると同時に、
米軍及び農務省は「安く、軽く、強い」特性を持つ3層ダンボールの使用を積極的に開始し、3層ダンボールの研究もはじめました。
日本では1909年に初めて国産化に成功し、井上貞治郎氏によって「段ボール」と命名され商品として売り出されました。
昭和26年〜30年代にかけて歴代内閣は 木材資源保護のため「木箱からダンボールへの切り替え運動」を大々的に進め、
「木箱1個でダンボール13個」のキャッチフレーズが産業界に浸透し、
ダンボールの需要は目覚ましい勢いで拡大していきました。
その後、小型だった製造機械は徐々に大型化し、より速く、より良質な製品を量産できるようになりました。また、ダンボールに印刷する技術の開発も同時に進められ、輸送容器という目的の他に、広告としての目的をも持つようになりました。
現在では全ての工程がコンピューターによる一元管理により製造されるようになり、物流を中心に産業界では、今や段ボールは内装用・外装用を問わず、
画期的な包装材として欠かせない存在となりました。地球環境の保全が増々クローズアップされている中で、 ダンボールの存在意識も高まっています。
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