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ダンボール豆知識

ダンボールのリサイクル

現在、世界中で環境破壊が大きな社会問題となっています。これは、私達人間が自分たちの豊かさのために今まで環境を犠牲にしてきたからに他なりません。
私たちの未来にとって、地球環境を守ることはとても大切なことです。 これからは自然によりやさしい「環境保全型経済」を目指していかなくてはなりません。

では、物づくりの立場からは、限りある資源を どのようにして守っていかなければならないのでしょうか。そのためには、使った資源を可能な限り再利用することが必要なのです。

ダンボールの原料のほとんどが、使用済みの紙から出来ています。ダンボールは他の紙製品に比べて、この故紙が非常に多く含まれています。利用された段ボールは再度回収され、再び段ボールとなって使用される事が出来ます。 再生は7回くらいまで使用可能といわれています。

1995年に制定された「容器包装リサイクル法」においても、段ボールはすでに独自のリサイクルシステムが確立されていると認められ、再商品化義務は免除されました。 ダンボールはまさに地球環境の優等生と言えます。

ダンボールの歴史

誕生

ダンボールはイギリスで、1856年、エドワード・チャールズ・ヒーレイと エドワード・エリス・アレンの2名により造られました。初期の段ボールは、シルクハット帽を被る時の汗とりとして作られたそうです。波状に折ったボール紙(フルート)を帽子の中に入れて汗とりに使ったのです。

これが段ボールのはじまりでした。

進出


 この頃から、段ボールの実用性が産業界、特に物流の分野で注目され始めました。 当初は内装用(緩衝材)として使われていた段ボールですが1894年になると外装用、木箱等にとってかわる輸送容器としても使われ始めました。 最初は蓋、胴、底と分かれたスリーピース型で、後に現在のような折り畳み式に進化を遂げていきました。

アメリカ


 米国では1954年に初めて3層段ボールが鉄道規格及びトラック規格において認定されました。
政府の輸送規格に3層段ボールを導入すると同時に、 米軍及び農務省は「安く、軽く、強い」特性を持つ3層段ボールの使用を積極的に開始し、3層段ボールの研究もはじめました。


日本


 日本では1909年に初めて国産化に成功し、井上貞治郎氏によって「段ボール」と命名され商品として売り出されました。

 昭和26年~30年代にかけて歴代内閣は 木材資源保護のため「木箱から段ボールへの切り替え運動」を大々的に進め、 「木箱1個で段ボール13個」のキャッチフレーズが産業界に浸透し、段ボールの需要は目覚ましい勢いで拡大していきました。

 その後、小型だった製造機械は徐々に大型化し、より速く、より良質な製品を量産できるようになりました。また、段ボールに印刷する技術の開発も同時に進められ、輸送容器という目的の他に、広告としての目的をも持つようになりました。


現在


 現在では全ての工程がコンピューターによる一元管理により製造されるようになり、物流を中心に産業界では、今や段ボールは内装用・外装用を問わず、 画期的な包装材として欠かせない存在となりました。地球環境の保全が増々クローズアップされている中で、 段ボールの存在意識も高まっています。

ダンボール

ダンボールの種類


ダンボールの構造
 ダンボールの構造について説明しましょう。
段の山のことをフルートといいます。 衝撃の吸収と、圧力に対する強度を高める役割をしています。また、フルートに貼り付けられている紙のことをライナといいます。このふたつの組み合わせにより、ダンボールは出来ています。
 ダンボールの構造上の種類は一般的には3種類に分類されます。
ダンボールの構造



 
片面ダンボール 両面ダンボール  複両面ダンボール




フルートの片側にライナを貼り合わせたもの。引越しなど商品を保護するときに使われます。


フルートの両面にライナを貼り合わせたもの。一般的に使われているダンボールの構造です。


一般的にはフルートを3層にして使用。非常に頑強で特殊なダンボールです。
片面ダンボール 複両面ダンボール
複両面ダンボール
 
Aフルート(5mm) Bフルート(3mm) ABフルート(8mm)

一般的なダンボールの厚さです。強度にも優れており、おすすめの厚さです。

本や雑誌など、軽いものによく使用されます。 強度・厚さ的に、中間ぐらいになります。

一般的に、海外輸出用や重量物の運搬に使用します。
5層構造で強度も高く、強度は5mmタイプの1.5倍程度あります。
Aフルート Bフルート ABフルート

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